4月スタートの日本テレビ系ドラマ「ゆとりですがなにか」で才能ある演技を魅せている安藤サクラ。
岡田将生や松坂桃李、柳楽優弥など俳優陣の豪華さが話題になっていた「ゆとりですがなにか」ですが、第一回目のドラマの放映を見て
「やっぱり安藤サクラすごい!!」
と安藤サクラの演技力に再び気付かされる人が多かったようです。
そんな、安藤サクラが出演しているおすすめ映画5選をまとめました。
百円の恋 -2014年

あらすじ:
安藤サクラ演じるパッとしない32歳の一子。
自宅に引きこもる日々を過ごしていた一子が妹との喧嘩から家を飛び出し、一人のボクサーに出会ったことで、愛とボクシングに目覚めて行く。
だが、ある日を堺にボクサーは一子の前から姿を消してしまう。
それを気に、ボクシングにのめり込み人生をやり直そうともがく姿を安藤サクラが好演している。
見どころ:
実際にスクリーンで観ました、とにかく安藤サクラの鬼気迫るボクシングシーンがすごい!!
フルボッコです。まじで。
自堕落な当初の主人公の姿と、ボクシングに目覚めてからの目の変わりようにびっくりすることまちがいなし。
なんと、その変化を演じ分けるため、映画撮影中の10日間でボクサーの体に作り変えるというプロ根性を見せたことは有名ですよね。
あのデブからボクサーの体に10日間でなるなんて自分でも信じられない。人間の身体のスゴさを感じたし、もはや脳の命令、というか念です。実際に比喩ではなく、本気で死ぬんじゃないかと思った瞬間もありましたねぇ(笑)。(『キネマ旬報』2014年11月下旬号)

実は安藤サクラが演じた主人公の一子は、ハードなアクションとラブシーンを演じきれる女優であることが必須条件で、キャリアや実年齢を問わないオーディションが実施されたそうだ。
700通以上の応募から主人公の座を勝ち取ったのが安藤サクラだったというから、その実力派ホンモノですよね。
安藤サクラはこの「百円の恋」で、第39回日本アカデミー賞の最優秀主演女優賞を受賞している。
みんなの反応は?
「百円の恋」安藤サクラ主演
だらしない30代女性代表のような一子の成長ぶりが描写されている作品でした。
安藤サクラの体当たりの演技とラブシーンは圧巻でした。一子という役を演じる上での覚悟や思い入れが他の女優さんとは違っていた、そう思わせるような演技でした。新井浩文さんも素敵です。— 赤インゲン豆 (@4xEq3rzR2ZQPjal) April 17, 2016
予告編はこちら
0.5ミリ -2014年
[ad]
安藤サクラの実の姉、安藤桃子が監督を努めた、初の「姉妹タッグ」映画がこちら。
安藤サクラ、安藤桃子、お二人の父親は俳優の奥田瑛二、というのは有名ですよね。

あらすじ:
安藤サクラが演じる介護ヘルパー、サワはある事件によってすべてを失ってしまう。
そんなサワがある日、町で見掛けたワケあり老人の「押し掛けヘルパー」を始め、そこから生まれる様々な人との交流とつながりを描く。
3時間の長編作品だ。

見どころ:
介護というテーマですが、全然重さを感じさせず、3時間があっという間に終わってしまう作品です。
ヤマとなる箇所が映画中に何度か散りばめられているからでしょうか。津川雅彦の演技も素晴らしい。
安藤サクラの、なんとも言えない「色気」も感じられます。
でも、でも、見終わったあとはいろいろと考えさせられる映画ですよ。要体力!
みんなの反応は?
その後は行きつけの映画館で “0.5 ミリ” を観た。安藤サクラは要注目だなと改めて。196 分はちと長尺だったけれども、彼女と津川雅彦をはじめとするベテラン勢との火花散る演技 (対決とでも言おうか) は実にスリリングだった
— クニヒロオーキ (@qzlbok) January 3, 2015
「0.5 ミリ」をジョイランド沼津で見る。老人介護の話かと思いきや、生き方の話でした。話の展開は厳しい現実が映ってましたが、本質的には優しい作品だと思います。安藤サクラさん現役最強女優の呼び声はダテではありませんでした。3時間20分、苦ではないです。
— arion (@papan_ari) February 15, 2015
予告編はこちら
愛のむきだし -2008年

あらすじ:
園子温監督の実話に基づいた純愛ストーリー。(と書いてあるが管理人的には「純愛」ではなかったかも)
理想の女性像を求める主人公ユウをAAAの西島隆弘、ヒロインのヨーコ役を満島ひかり、その二人に近づく新興宗教団体のボス・コイケを安藤サクラが演じている。
敬虔なクリスチャン一家に育ったユウはいつしか女性ばかり狙う天才盗撮魔となっていったある日、運命の女ヨーコと出会い、生まれて初めて恋に落ちる。
見どころ:
園子温ワールドに圧倒される4時間、ということ以外感想が出てきません。。。笑
そういう意味でもしかしたら見る人によって賛否両論が分かれる映画かもしれません。
ストーリーも出演している俳優陣もぶっ飛びすぎていましたね。安藤サクラは特にです。
園子温監督は安藤サクラについてこのように語っています。
安藤サクラさんはね、オーディションの時から違ったね。彼女は今いる他の女優とは違う何かを持っている。昭和的とでもいうか。満島さんも方向性は違うけど、すごい役者だよね。そう、二人とも俳優というより役者という言葉が似合う感じがする。
引用元:INTRO
みんなの反応は?
安藤サクラ……
愛のむきだしが
衝撃的すぎた— れぃぴ(ょん)♡♡ (@_____TAKUCHAN) April 17, 2016
「愛のむきだし」だって安藤サクラはあまりに良すぎるが満島ひかりも西島君もゆら帝もストーリーも何もかもが破滅的に良すぎ「安藤サクラのみがあまりに良すぎた事によって百円の恋自体すごいお気に入り映画みたいに勘違いしそう問題」は起きない。愛のむきだしがベスト映画だと言いたいだけの140字
— スイスイ/cakesで連載中 (@suisuiayaka) April 12, 2016
予告編はこちら
俺たちに明日はないッス -2008年
[ad]
あらすじ:
主人公は、女の子とイケナイことをすることしか考えていない17歳の高校生3人組。
毎日を何となく過ごす6人の高校生が、楽しいことばかりではない恋愛を経験する青春映画だ。
安藤サクラは好きになった男の子に対して積極的にアプローチする女子高生を演じています。

見どころ:
なんといっても!!!大好きになった人の前で、一糸まとわぬ姿を惜しみなく熱演した安藤サクラの演技ではないでしょうか。女性もびっくりするほど美しいです。惚れます。
そして、気持ちいいほど出してます。
主人公の柄本時生は後に安藤サクラの義理の弟になった、という驚きの展開も。
この映画で安藤サクラを知った人も多いのでは??
「一番難しいキャスティングでしたが、サクラちゃんがオーディションに来てくれてお芝居をした瞬間、全員一致で決まったんです」とタナダ監督。安藤は愛する人と初めて結ばれるシーンで戸惑いや喜びを繊細(せんさい)に表現し、胸を打つ演技を見せている。その撮影時を振り返ったタナダ監督も「泣きそうになったぐらい心をつかまれた」と若き新進女優の演技力を褒めたたえた。
引用元:シネマトゥデイ
みんなの反応は?
タナダユキ監督「俺たちに明日はないッス」。
1時間20分の作品だが、見応えがあった。
安藤サクラはやはりヤバイ。異臭がする。脱いでるとは知らなかった。
柄本時生はバカすぎて愛着湧いた。死ぬほどバカ。海辺でのセンズリがシュールで笑えた。— ぽとぽとライオン (@potopoto_lion) January 10, 2015
俺たちに明日はないッスの安藤サクラさんが、なんかすごくかわいく見えた。
役によってかわいく見えたり哀れに見えたりゲスかったり、安藤さん好きだなぁ。— ハタユキ (@11yuki27) September 28, 2014
予告編はこちら
かぞくのくに -2011年

あらすじ:
北朝鮮に住む兄が病気の治療のために25年ぶりに日本に帰国し、思想や価値観の違いに戸惑い、理不尽な政治情勢に振り回される家族の様子を描いていく。
在日コリアン2世のヤン・ヨンヒ監督が、実体験を元に描いた感動映画だ。

見どころ:
北朝鮮という国のことは、毎日ニュースで耳にしますがそこで生活する人々が実際にどのような生活をしているのか、そのような国で暮らさなければいけない人がいることを実感させられます。
かなり重いです。なんとも言えない気持ちになります。
安藤サクラの、身の擦りきれるような、泣き崩れる演技が見ろころです。
みんなの反応は?
2012年の映画「かぞくのくに」もう一度観たい。在日コリアン家族の重たい内容ですが秀逸です。井浦新さんと安藤サクラさんはじめキャストがとにかく良い。
http://t.co/176VT1HUmu pic.twitter.com/bqve2I9Ueo— MISATO (@OchiMisato) September 26, 2015
ヤン・ヨンヒ「かぞくのくに」。素晴らしかった。ドラマチックな人間と状況に囲われ振り回されながら、どこまでも抑制的な井浦新と安藤サクラが演じる兄妹の、日常からの地つづき感…。「こういうの、あの国では本当よくあることだから」「ハァ?」あたりのやり取りはちょっとすごい
— 市川紘司 (@ichikawakoji) September 12, 2015
予告編はこちら
まとめ
いかがでしたでしょうか。
映画によって、役柄によって、全く違う顔を見せる安藤サクラさん。
その女優魂にハッとさせられますね。
話題のドラマ「ゆとりですがなにか」も安藤サクラさんの演技を楽しみに見たいと思います。
[ad#2]