「高速走行に耐えられない」今年3月の地震で脱線の新幹線車両が廃車に

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今年3月に東北で起きた最大震度6強の地震でJR北海道は脱線した新幹線車両を廃車にすることを明らかにしました。

JR北海道島田修社長:「最終的な調査確認を行い営業車両としては使えないという判断を致しました。」
廃車になるのはJR北海道が所有するH5系車両です。
3月16日、福島県内の東北新幹線で「やまびこ」として営業運転中に1編成10両全てが脱線し仙台近郊の車両基地で詳しい調査をしていました。
新幹線の車体に歪みが生じ床下やモーター部分が破損するなど「高速走行に耐えられない」として、JR北海道は2021年度の決算で14億円の特別損失を計上していました。
新たな車両の製造についてJR北海道は「直ちに運用に支障が出るものではないが今後についてはJR東日本と協議をしていきたい」としています。

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