ロシア人の6割が新型コロナウイルスは「生物兵器として人工的に作られた」と考えていることが、世論調査で明らかになりました。
ロシアの独立系世論調査機関が1日発表した新型コロナに関する調査結果によりますと、ウイルスの起源について、「生物兵器として人工的に作られたもの」との回答は64%にのぼり、「自然に発生した」と答えた23%を大きく上回りました。
このほか調査では、ロシアのワクチン、スプートニクVについて、6割を超える人が「まだ受けたくない」と回答し、去年12月の調査段階よりも接種に否定的であることがわかりました。
先月、イギリスの医学誌が高い有効性が認められると発表して以降、ヨーロッパなどではスプートニクVを評価する動きが広がっていますが、ロシア国民の間には根強いワクチン不信があることが浮き彫りとなったかたちです。(03日00:54)
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