【専門家解説】増加する“2つの変異株”に警戒 “接種”どのワクチンを…? 新型コロナ

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21日に発表された東京都の新型コロナウイルスの新規感染者数は、先週月曜日(14日)に比べて594人増え、4619人でした。17日連続で前の週の同じ曜日の人数を上回っています。

現在、国内で主流となっているのはオミクロン株の「BA.5」ですが、ここにきて広がりが懸念されているのが2つの変異株です。シンガポールなどで増加した「XBB系統」と、欧米などで増加している「BQ.1系統」。この2つの変異株が日本国内でも増加してきているのです。

国立感染症研究所の分析では、感染者全体の中で、2つの変異株が占める割合が11月14日~20日にはそれぞれ30%・16%と、2つ合わせて半数近くにまで増加していると推定されています。

2つの変異株の特徴については「ワクチンなどによる免疫が働きにくい」という点が指摘されていて、免疫をすり抜けて、さらに感染が拡大していく可能性もあり警戒が必要です。

医療現場の状況や、どのワクチンを打つのが予防として適切かなど、日本感染症学会の専門医で東京歯科大学・市川総合病院の呼吸器内科部長、寺嶋毅先生に聞きました。
(2022年11月21日放送「news every.」より)

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