2022年5月29日(日)、JFEスチールが川崎市と共同で開催した「2022ふれあい祭り」のイベントである工場見学に参加しました。
その時に見学ガイドの方からお聞きした話を中心に動画にまとめてみました。
(ふれあい祭りはコロナ禍により2年連続で中止され、今回は3年ぶりの開催)
なお工場見学のバス車中および工場内は撮影禁止のため、動画後半の画像の一部はWikipediaやGoogleなどから引用しました。
また動画の冒頭と最後の製鉄所は2022年3月4日に、横浜港シンボルタワーから撮影したものです。
【JFE東日本製鉄所 京浜地区のあらまし】
所在地:川崎市川崎区
総面積:702万m2(東京ドーム約150個分)
粗鋼生産量:368万t(2021年度)
特徴:最新鋭のクラスターミルによる高精度冷延鋼板、世界唯一の6.5%シリコン鋼板、日本最大幅の5300mm厚板など、高い技術からつくり出される高級鋼板が強み。
最近の動き:2020年11月9日、高炉~熱延設備の2023年9月休止が発表。今後は他地区から半製品の供給を受け、厚板や鋼管などを製造する予定。
(主な休止設備)
第2高炉(内容積5000m3)、328t転炉×2、50t電炉、熱延
*第1タンデム冷延、第3CGLは2020年3月に休止済
沿革:
1912年、日本鋼管設立
1913年、現在の川崎区渡田(わたりだ)に工場完成、平炉稼働
1914年、渡田でシームレス鋼管製造開始
1936年、同社初の高炉に火入れし、銑鋼一貫体制を確立
以来、民営初の高炉メーカーとして近代日本の経済発展を支えた。
1968年、京浜製鉄所開設(川崎・鶴見・水江の3製鉄所を統合)
1971年、人工島・扇島の建設に着工
1976年、扇島第1高炉火入れ(日本で最後のグリーンフィールドの高炉一貫製鉄所)
1979年、扇島第2高炉火入れ
1990年、高炉1基体制化
2003年12月、JFEスチール東日本製鉄所に再編
2023年9月、扇島第2高炉休止予定(厚板、鋼管工場のみに)
【関連動画】
【JFE京浜製鉄所 ミニクルーズ】2023ふれあい祭り(JFEスチール東日本製鉄所 京浜地区) JFE Steel Keihin Works 2023年5月28日(日)
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【当日の行程 ~本動画関連分~ 】
5月29日(日)
鶴見10:30→浜川崎10:43 鶴見線 普通 扇町行
集合:JFE特設会場(川崎市川崎区南渡田町1-1)東ゲート外 川崎港郵便局駐車場11:40
工場見学:11:45~12:55
既存地区(池上地区・水江地区)、扇島地区(原料ヤード、高炉、厚板工場など)
*厚板工場は見学通路。それ以外はバス内から見学。
*車中・工場内は撮影禁止(画像なし)
浜川崎13:34→鶴見13:47 鶴見線 普通 鶴見行
【参考資料】
京浜地区の上工程及び熱延設備の休止時期について(JFEスチール株式会社、2020年11月9日)
https://www.jfe-steel.co.jp/release/2020/11/201109_01.html
JFEスチール様 工場見学(京浜地区)(蒲田工業株式会社、2015.4.23)
https://www.kamata.co.jp/html/blog_eigyo/2015/04/jfe-2.html
【地図データ】
OpenStreetMap
https://www.openstreetmap.org/
【使用BGM】
音の園 http://oto-no-sono.com
曲名:Take Off、サマーバケーション
Music by @iksonmusic
track title: As Leaves Fall
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