将棋界のレジェンドとして数々の伝説を残してきた加藤一二三さん。
将棋を知らなくてもひふみんのことは知っているとう方も多いほど有名な人物ですよね。
今回はそんな加藤一二三九段の結婚やお相手、きっかけなどについて探っていきたいと思います!
加藤一二三九段のプロフィール
名前:加藤一二三 生年月日:1940年1月1日(77歳) プロ入り年月日:1954年8月1日(14歳) 棋士番号:64 出身地:福岡県嘉穂郡稲築村(現・嘉麻市) 段位:九段 引退年月日:2017年6月20日
戦前生まれの名人経験者最後の生命者であるひふみんこと加藤一二三九段。
数々の功績を残してきた加藤一二三九段は「最高齢現役」「最高齢勝利」「最高齢対局」「現役勤続年数」「通算対局数」「通算敗戦数」の全てにおいて歴代1位という、まさにレジェンド。
14歳7ヶ月で史上初の中学生棋士になった加藤一二三九段。
今や最年少棋士と大注目の藤井聡太さん(14歳2ヶ月)に記録を破られたものの、これまで62年にも渡り守られた最年少記録です!
しかし、18歳でA級八段という記録は60年近く経った今もなお破られていません。
1950年代ー2000年代の各年代で順位戦最高峰A級に在籍したことがある唯一の棋士であり、19・20・21世紀の3つの世紀に生まれた棋士と公式戦で対局した、”史上唯一”の棋士です。
加藤一二三九段はカトリック教徒で、1986年に聖シルベストロ教皇騎士団勲章を受賞し、2000年には紫綬褒章も受賞しています。
一般的に「ひふみん」と呼ばれ親しまれていますが、自身の洗礼名にちなんだ「パウロ先生」という愛称も。
加藤一二三九段は結婚してるの?
引用元:Twitter
“生きるレジェンド”としてその名が知れ渡っている加藤一二三九段(ひふみん)ですが、気になる結婚や家族構成について探ってみました!
ひふみんこと加藤一二三九段は、昭和46年に結婚しています。
結婚相手のお名前は紀代さん。
加藤一二三九段は熱心なカトリック教徒であるため、2012年の金婚式は聖イグナチオ教会で行っているようです。
ひふみんには1男3女、4人のお子さんがいます。
(右から妻の紀代さん、三女の百合さん、次女の美紀さん。長女と長男は海外滞在中)
4人のお子さんたちも父親であるひふみん同様、熱心なカトリック教徒。
ご家族揃って信仰深く生活しているため、お子さんたちが幼いころは家族みんなでミサに参加したり、食事の前の讃美歌や夕食後の祈りなどもしていたそうです。
現役を引退し現在は仙台白百合女子大学で客員教授をしている加藤一二三九段。
長男、長女ともカトリック系の上智大学を卒業しており、次女は修道女になって白百合女子大学の講師、さらに三女はスペインの聖フランシスコ・ザビエル教会で婚約式をしています。
また、加藤一二三夫妻は教会の結婚講座なども行っているそうです。
ご家族全員がカトリック信心に沿った生き方をしているということが分かりますね!
結婚相手は同級生?きっかけはノート?
そんな幸せな結婚生活を送っている加藤一二三九段ですが、奥さんと恋に落ちたきっかけを探ってみたいと思います!
加藤一二三九段は14歳7ヶ月という若さで将棋棋士の世界に入りました。
中学生でプロ棋士になるという快挙を達成しながらも、将棋の仕事が増え学校に行くことができない日も増えてしまいました。
授業を受けることができない加藤一二三九段のために、いつもノートを届けてくれていたという優しい同級生の女の子。
その同級生が、後に加藤一二三九段の結婚相手となる紀代さんです。
中学生でありながら忙しく働いていた加藤一二三さんにとって、そんなノートの貸し借りが精神的な励ましとなりました。
高校を卒業する頃には「この人と結婚したい」と強く望むようになったそう。
そして、昭和46年に同級生の紀代さんと結婚しました。
いつも忙しいひふみんのためにノートを貸してくれていた同級生と結婚だなんて、ものすごくロマンチックで素敵ですよね~!
結婚相手である紀代さんはとても優しい方で、ひふみんが対局で負けた時は笑顔で迎え、好物を作って将棋のことを忘れさせようとするような人柄なのだそうです。
ひふみんの結婚秘話と家族愛が話題に
ちなみにこのひふみんの結婚の馴れ初めは、今ネット上で爆発的な話題になっていますね。
結婚秘話が話題となるきっかけとなったのはこちらのツイート。↓
28連勝中の藤井4段14歳は凄い。
だけど同じ14歳でプロになり、授業に出席できない彼の為にノートを届け続けてくれた女の子と結婚し、
77歳の今日まで仲良しの加藤ひふみんのリア充ぶりはもっと凄い。