概要
グラフェンとカーボンナノチューブに関わる科学を学び、スーパーグロースなど様々な製造手法について検討します。実現しているもの、可能性のあるものを含め、この素材の様々な用途について評価を行います。Oリングの用途・応用範囲、SGOINT(TM)の機能向上について調べ、理解を深めます。
またグループに分かれて、Oリングの産業用途や、Oリングが使用される機械、システムなどについて協力し合いながら調査を行ないます。SGOINT(TM)の情報資料をよく検討し、評価するとともに、マーケティングの重要な要素(FABB – 機能、優位性、メリット、ブランディング)について学習します。さらに、改善の提案・発表も行います。ここでは、実際にマーケティングやテクニカルライティング業務の模擬体験が可能になります。全てのレッスンは日本語と英語の二言語で準備されており、この分野の最先端研究を日本語はもちろん、英語でも学ぶことができます。
英語版教材へのリンク:https://www.steam-library.go.jp/content/80
コンテンツ全体制作:
・ブリタニカ・ジャパン株式会社 https://www.britannica.co.jp
・ブリタニカ×STEAMポータルサイト https://www.britannica.co.jp/digital/steam/
協力:国立研究開発法人産業技術総合研究所(AIST) https://www.aist.go.jp
学習目標
このプロジェクトで学ぶこと
・グラフェンおよびカーボンナノチューブを将来どのように利用するか考える。
・Oリングのように非常に小さな機械部品が、機械の性能や安全性にどれほど大きな影響を及ぼすか考える。
・革新的な技術を使用した製品を購入してもらうために見込み客と効果的なコミュニケーションを図る。
・販売キャンペーンに用いる素材を準備し、実際に産業界で働く人々に発表する。
テーマに基づく「問い」からはじまるレッスン
全てのレッスンには「大きな問い」が用意されており、生徒の興味関心を刺激し、自発的に探究を深めていける工夫がされています。
レッスン1:これまでの経験で、チームの中で自分がどのような役割を果たし、どのように成功に貢献したか。
レッスン2:グラフェンをどのように有効活用できるだろうか。
レッスン3:カーボンナノチューブ製のOリングならばどんな性能向上が可能となるか。
レッスン4:科学的な技術向上を関連業界に推し進めるためには、どのような方法が有効か。
レッスン5:科学的な技術向上を関連業界に推し進める効果的な方法は何か。
「STEAMライブラリーのリンク」
https://www.steam-library.go.jp/lectures/487
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