感染対策の規制をほぼ撤廃し、一日あたり4万から5万人の新規感染者を出しているイギリスで、「ニューデルタプラス」と呼ばれる新型コロナの変異株が増える傾向にあるということです。
イギリスの衛生当局によると、デルタ株の亜種「AY.4.2」は、9月末時点で感染件数の6%に上り、さらに増加傾向にあるということです。
従来のデルタ株よりもわずかに感染力が高い可能性を指摘する専門家もいますが、詳しいことはまだ分かっていません。
イギリスの新規感染者が一日あたり5万人を超えるなか、新たな変異株として注目が集まっています。
アメリカのCDC=疾病対策センターのワレンスキー所長は、この変異株はアメリカでも確認されたものの、「アメリカで勢力を広げている兆しはない」としています。
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