2015年12月19日に日本橋公会堂で行われた上智大学箏曲部 第48回定期演奏会の動画です。
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全曲は、四拍子で数えて二百七十五小節であり、前弾-前唄-手事-後唄という典型的な手事物形式で構成されています。合奏法も、宮城道雄独自の新三曲合奏と呼べるものであって、三絃が元になり、箏が替手風に付けられている点は古典の場合と同じですが、尺八の扱いに旧来のものと違って独自性が与えられています。
前唄はさくら、後唄は紅葉をそれぞれ唄っており、唄の長さ、構成もシンメトリックです。前、後唄とも中間部ではテンポが上がり、唄の技巧も華やかになります。
手事は二つの部分から成っていて、前半は三絃と箏の掛け合いを中心に尺八が彩りを添えています。後半は箏の調弦を平調子から六、斗を半音上げ、三絃、尺八の順で新しい旋律を一小節遅れのカノン風に提示します。
後唄は前唄の二上り、平調子という調弦に対して、三下り、中空調子に変えらます。唄の旋律、箏の手、尺八の合い口などに関して、宮城三曲合奏の中でもこの曲ほど凝ったものは珍しく、それ故に演奏技巧もかなり高度なものとなっています。
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今回の定期演奏会は以下のような曲目で行いました。
1.狐の嫁入
2.日本の小箱
3.遠砧
4.夢殿
5.竹の群像
6.御山獅子
7.花紅葉
8.菊の栄
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第47回定期演奏会(再生リスト)
第48回定期演奏会(再生リスト)
なお、次回第49回定期演奏会は同じく日本橋公会堂にて2016年12月17日に行います！
詳細は11月頃にはHPにアップいたしますのでご確認よろしくお願いします。
上智大学箏曲部に興味を持ってくださった方はぜひ下記サイトもご覧になってください♪
演奏会のお誘いもお待ちしております(^^)
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