10月3日から発表が始まるノーベル賞です。まもなく発表される生理学・医学賞では倉敷市出身で京都大学の森和俊教授の受賞が有力視されていて、市内の母校では吉報を待っています。
(倉敷青陵高校 内田博文校長)
「森教授の研究室を訪問した時の写真。非常に熱意を込めて授業や研究室の紹介をしてくれた」
最先端の研究内容に触れ、目を輝かせるのは倉敷青陵高校の2年生。9月10日、京都大学大学院で先輩の森和俊教授の研究室を訪問した際の一幕です。
(倉敷青陵高校 内田博文校長)
「受賞への期待があるし生徒たちの大きな目標になる。吉報を待っている」
ノーベル生理学・医学賞で受賞が有力視される倉敷市出身の森教授。細胞の中にある小胞体という器官で、タンパク質が正しく機能するための仕組みを解明し、パーキンソン病などの治療につながると期待されています。
ノーベル賞の登竜門とされるアメリカの医学賞、「ラスカー賞」を2014年に受賞し、それ以来、ノーベル賞の有力候補として名前が挙がっています。
(森教授の同級生 林俊輔教諭)
「(森教授は)一生懸命物事に対してまっすぐ取り組む人。学校、同窓生、倉敷市民、岡山県民、日本国民も含め、皆さんが期待していると思うので受賞を心待ちにしている」
岡山県出身者初の受賞なるか。ノーベル生理学・医学賞の発表はこのあと午後6時半頃です。
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