トヨタ自動車が“国内14工場全て”の稼働停止 取引先に「サイバー攻撃」 1万3千台の生産に影響 (22/03/01 11:50)

テクノロジー



トヨタ自動車は1日、国内の14工場全ての稼働を停止しました。

 取引先の部品メーカーのシステム障害が原因で、サイバー攻撃を受けたとみられています。

 トヨタ自動車によりますと、稼働を停止しているのはトヨタの国内全ての14工場28ラインです。

 取引先の部品メーカー「小島プレス工業」でシステム障害が発生し、必要な部品を調達できなくなったことが原因で、1日だけで約1万3000台の生産に影響があるということです。

 「小島プレス工業」によりますと、2月26日にサイバー攻撃を受けたとみられるシステム障害を検知し、27日から自主的に社内全てのサーバーを停止させました。

 サーバーには脅迫メッセージが確認され、身代金要求型の不正プログラム「ランサムウェア」が使われた可能性があり、警察に相談しています。

 また、政府関係者によりますと、経済産業省がサイバー攻撃を受けた国内企業のIPアドレスを調べたところ、攻撃はロシアから受けたものが多く、2月25日から増えていたということです。

 日本政府が行っているロシアへの経済制裁との関係があるかは分かっていません。

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