国産の新型コロナワクチンを開発中のKMバイオロジクスは、最終段階の臨床試験で、3回目接種まで行った40歳以下で有効性が推定できたなどと発表しました。
KMバイオロジクスは、開発中の新型コロナワクチンの最終段階の臨床試験データを公表し、40歳以下の年齢層で、中和抗体の量が上昇することが確認できたと明らかにしました。
中和抗体価は若い年齢層ほどより高い傾向で、統計学的にみてアストラゼネカ製ワクチンを上回る有効性が推定できるとしています。
また、副反応については接種部位の痛みが半数で確認されたものの、けん怠感は12.9%、発熱は1.6%などで、日常生活に支障のあるものは、ほぼなかったということです。
KMバイオロジクスは、今年9月末にも緊急承認制度での早期の承認申請を目指しています。
(2022年7月6日放送)
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