2010年3月30日に都内で開かれた資生堂の新CM発表会に、薬丸秀美、伊藤つかさ、荻野目洋子、河合その子が登場、変わらぬ笑顔と華やかさで40代女性向けの新化粧品「IN&ON」をPRした。
4人はそろってベージュの衣装で姿を現した。久しぶりのカメラの列に、みなやや緊張した面持ちだ。全員が出演するCM「よみがえれ、私」編では、再会してはしゃぐ同窓会シーンが収録されており、この日の会場も次第に華やいだ雰囲気に。
タレント薬丸裕英の妻で5児の母でもある薬丸秀美(43)は、今回に限り旧姓の石川でなく本名で登場。夫も出演し、子供と買い物をするという設定の個別CMでは、「ほとんど素のまま。楽しく撮影できました」とし、充実した家庭生活をうかがわせた。
伊藤つかさ(43)は06年に歌手活動を再開、個別CMでは舞台稽古(けいこ)に励む様子が描かれている。「みんな生活の中心は変わっていても、当時と同じく輝いているのを見て、うれしかった。もっと私も頑張らなきゃ」と語った。
ホットパンツ姿で登壇した荻野目洋子(41)は、3姉妹の母。昨年は歌手活動25周年を迎えた。個別CMでは娘たちと車で出かけるシーンが流れるが、「CMの話をしたら、わぁーマミー、すごいね!と言ってくれました」と子供たちとの会話を披露した。
「おニャン子クラブ」で人気を博した河合その子(44)は、94年に作曲家・後藤次利と結婚のため引退、今回はそれ以来の限定復帰だ。1児の母であり、個別CMはママ友とのランチタイムという設定。「CM撮影は20年ぶり、お仕事も久しぶり。とっても緊張しています」と、変わらぬゆったりした口調で話した。
今回のCM主題歌「ずっと好きだった」を書き下ろした斉藤和義が登場し、ライブ演奏を披露すると、皆がノリノリで荻野目は今にも踊り出しそうに。斉藤が「同窓会に行って、昔好きだった子にあい、またドキドキしてしまうイメージで作った。みなさん同い年くらいですね。いろいろとお世話になっていました」と話すと、一同爆笑の渦に包まれた。
照れながらはにかみながらも、盛り上がる4人。イケイケだった80年代のアイドルたちは、20年以上を経てなお、キャピキャピなのだった。
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