ロシアへの経済制裁が強まる中、日本の自動車メーカーに影響が広がっています。トヨタ自動車はあすからロシアにある工場の稼働を停止すると発表しました。
トヨタはロシアのサンクトペテルブルク市に工場を持ち、ウクライナ侵攻の後も通常稼働を続けていました。しかし、ロシアへの経済制裁が強まり、部品の供給が難しくなっていることから、あすから当面、稼働を停止するということです。
また、ロシアへの完成車の輸出も停止します。トヨタは「広く公正な視野で事態を見極めた上で、必要な意思決定をした」としていて、企業の社会的責任も考慮したものとみられます。
日本の自動車メーカーではホンダは自動車と二輪車をロシアに輸出していますが、経済制裁の影響で▼海上輸送が難しくなっていることや▼金融市場の混乱で決済や資金の回収ができなくなる可能性があるため、輸出を一時停止することを決めました。
また、マツダも今後、ロシアの工場への部品の輸出を停止する方針を固めたほか、三菱自動車工業は「部品の供給不足でロシアの工場の稼働を停止する可能性がある」としています。
(2022年03月03日11:17)
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