2022年12月、鹿児島大学病院で手術支援ロボットを活用した世界初の手術に成功したとして、1月12日に会見が開かれました。
国産初となる手術支援ロボット「ヒノトリ」です。
このロボットは、患者の体内に入る内視鏡がついたアームを医師が遠隔で操作し、手術を行うものです。
鹿児島市の鹿児島大学病院産科婦人科では、2022年12月2日に、この「ヒノトリ」を使った子宮の全摘出手術を世界で初めて行いました。
ロボット導入により、執刀時間が従来より短縮されたほか、手術による傷や出血量も減少し、患者の負担も軽減されたということです。
12月にロボット手術センターを設立した鹿児島大学病院は、今後もこの「ヒノトリ」を活用した先進的で安全な医療を提供していきたいとしています。
鹿児島大学病院 産科婦人科 小林 裕明教授
「ヒノトリの導入により、手術による傷が減るといった患者の負担軽減につながる。センター設立により若い外科医の育にも力をいれていく」
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