今年のノーベル化学賞が9日に発表され、旭化成名誉フェローの吉野彰さん(71)ら3人が選ばれました。
受賞が決まったのは吉野さんとアメリカ人のジョン・グッドイナフさん、イギリス人のスタンリー・ウィッティンガムさんの3人です。吉野さんはリチウムイオン電池の開発に携わり、マイナスの電極に炭素を使うことで安全性が高くなることを発見しました。リチウムイオン電池は小型・軽量化が可能で繰り返しの充電にも強く、それまで主流だったニッケル水素電池からの切り替えが一気に加速し、スマートフォンやパソコンなどで広く利用されています。石炭などの化石燃料を使わない社会の実現を可能にしたことが評価されました。
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