豪華列車「四季島」を公開=日光駅で・JR東日本

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JR東日本が2017年5月に運行を始める豪華寝台列車「四季島(しきしま)」が5日、日光駅(栃木県日光市)で報道陣に公開された。
 四季島はラウンジカーや食堂車を含む10両編成で、総工費50億円以上。シャンパンゴールドの車体やガラス張りの展望車が、優雅な雰囲気を演出している。
 この日は運行訓練を行い、実際の周遊コースの日光駅に立ち寄り、公開された。トレインクルーは来年5月までに全員が交代で乗車し、車内サービスなど一連の流れを確認する。クルーの宗平礼美さん(41)は「運行開始当初から最高のおもてなしができるよう、万全の体制を整えていきたい」と笑顔で話した。
 ホームで出迎えた飯村和幸日光駅長も「地域の方と一緒に、上質で洗練された旅行を提供していきたい」と意気込みを語った。
 定員は17組34人で客室は全てスイートタイプ。東京・上野駅を出発し、1~3泊かけて日光や東北、北海道などを周遊。値段はコースや部屋の利用方法により異なるが、1人当たり32万~115万5000円に設定されている。【時事通信ニュース映像センター】

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