ノーベル化学賞に選ばれた吉野彰さんが記念講演で、自らが開発したリチウムイオン電池が将来の中心的な役割を担うと語りました。
吉野彰さん:「イノベーション(技術革新)は近いうちに持続可能な社会を実現するだろう。その中心的な役割をリチウムイオン電池が担うだろう」
吉野さんはさらに、リチウムイオン電池の技術が向上することで、電気自動車やAI(人工知能)が生活の中心となる未来を紹介しました。
講演を聴いた日本人留学生:「メッセージを若い世代が受け取って、これから自分の研究にもっと精を出していきたいと思いました」
その後の会見で吉野さんは、今年一年を漢字一文字で振り返りました。
吉野彰さん:「これ(賞)でいかがでしょうか」
吉野さんはノーベル賞だけではなく、6月に受賞した「欧州発明家賞」も大きな意味を持ったと話し、笑顔を浮かべていました。
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