液晶パネルメーカー「ジャパンディスプレイ」は、次世代の有機ELの事業で中国のディスプレー大手企業と提携すると発表しました。
発表によりますと、ジャパンディスプレイは、中国のディスプレー大手「HKC」と次世代の有機ELの工場を共同で中国国内に建設し、2025年の量産開始を目指します。
ジャパンディスプレイは、有機ELでこれまでの製品より明るさが2倍、寿命が3倍長い「eLEAP」の量産技術を独自に開発しています。
この技術を提供するうえで、HKCの生産能力や販売力を生かし、装着可能なウェアラブルや車載向けディスプレーでシェアの拡大を狙います。
ジャパンディスプレイは日立製作所とソニー、東芝のディスプレー事業を統合し、2012年に発足しましたが、開発の遅れや中国メーカーとの価格競争の激化で経営不振が続き、去年3月期まで8期連続で赤字が続いています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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