ノーベル物理学賞に真鍋淑郎氏(2021年10月5日)

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 今年のノーベル物理学賞にアメリカ・プリンストン大学博士の真鍋淑郎さん(90)が選ばれました。

 真鍋さんは世界で初めて「大気海洋結合モデル」を開発し、二酸化炭素の濃度の上昇が気候に与える影響を明らかにするなど、地球温暖化や気候の研究の根幹となる成果を数多くあげました。

 これらの研究は地球の複雑な気候システムを調べるための基礎となっています。

 真鍋さんが選ばれたことで日本のノーベル賞受賞者は2年ぶりとなり、28人になります。

 真鍋さんと同じく研究に貢献したとしてドイツ、マックス・プランク研究所のクラウス・ハッセルマン教授(89)の受賞も決まりました。

 また、イタリアサピエンツァ大学のジョルジョ・パリージ教授(73)も真鍋さんらとは別の研究で複雑な物理システムの理解に多大な貢献をしたとして受賞が決まりました。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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